今回はこれからぬか漬けを始めようとしている方へ、
自家製ぬか漬けをどの季節に始めるのが一番適しているのかについてまとめます。
ぬか漬けを始めるのに春夏秋冬でベストってあるの?
ぬか漬けで多い質問に
「夏から始めてもいいですか?」
「冬から始めても大丈夫ですか?」
という声が多く聞かれます。
春夏秋冬どの時期に始めても問題なくぬか漬けを育てることが出来ますよ。
ただぬか漬けの温度管理の特徴をしっかりと理解しておくことが重要です。
ただ温度管理を温度計で測ったりと、そこまで神経質にならなくても大丈夫。
気軽に聞いて、やりたいと思ったときは時期に関係なく、まずはチャレンジしてみてください。
ぬか床の適温って?冷蔵庫の野菜室がGOOD
ぬか床の最適温度は20〜25度と言われています。
コレ以上に冷えすぎると乳酸菌の活動が弱まり、
コレ以上に温かくなってくると乳酸菌の活動が活発になります。
さらに40度以上になると乳酸菌が死滅してしまう可能性があるのでここは注意ですね。
20〜25度というと春秋は室内でもちょうどいい温度かもしれません。
ただ猛暑が続く近年の夏、寒い冬は室内での管理は少し難しいかもしれません。
そのため状況を見て冷蔵庫に入れてしまうことをおすすめします。
冷蔵庫でも野菜室のほうが若干冷え方が穏やかなのでスペースがあれば野菜室のほうがいいですね。
あとは発酵が足りなければぬか漬けの風味が弱かったり、
発酵が進みすぎると酸っぱさや刺激臭が出てくるので、
ぬか漬けやぬか床の状況をみて冷蔵庫と室内の管理を臨機応変に行えば大丈夫です。
始めは手探りですが、
ぬか床やぬか漬け野菜の状態をみて、
寒すぎるかな?暑すぎるかな?とだんだんと感覚的に判断できるようになってきますよ。