ぬか漬けの酸味が足りないぬか床の原因と、酸っぱくしたい時の方法についてまとめます。
「ぬか漬けの酸味が物足りない」について
ぬか漬け作りを続けていくと
「酸味が強すぎる」
「酸っぱすぎる」
という相談を多く聞くようになります。
この反対に、ぬか漬けを初めて間もない方からの相談で多いのが、
「ぬか漬けの酸味が足りなくて味気ない」
という相談です。
酸味が少ないぬか床の原因とは?
では、そもそものこの「酸味」を左右する原因となっているものはなんでしょうか?
それは、「乳酸菌」です。
乳酸菌が多く含まれるヨーグルトなど酸味を感じますよね。
乳酸菌の発酵が進めば進むほど
酸味が強くなっていきます。
酸味が足りない原因は
この「乳酸菌」の発酵が進んでいないためです。
ですから、ぬか漬けを初めたばかりの方たちに多い悩みなんです。
乳酸菌の発酵を促し酸味を出す方法
①発酵時間が足りない
コレは単純に「もう少し様子を見て、待っていましょう」ということです。
もう少し時間をおけば発酵が今以上に進み酸味が増してきます。
②冷蔵庫で冷やしすぎている
外気温が高過ぎるときや数日間外出する時には
発酵が進みすぎないように冷蔵庫で保管することがあります。
ぬか床を作って間もないうちに普段から冷蔵庫に保管していると
発酵を遅らせてしまうので乳酸菌も増殖せず酸味がなかなか出てきません。
ですから、発酵を進めるためによい酸味になるまでは冷蔵庫保管でなく
常温に戻して様子をみるといいですよ。